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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(4)
学術展示
増殖糖尿病網膜症硝子体手術後の再手術例
Reoperation following vitrectomy for proliferative diabetic retinopathy
北島 英彰
1
,
平形 明人
1
,
前田 利根
1
,
三木 大二郎
1
,
樋田 哲夫
1
Hideaki Kitajima
1
,
Akito Hirakata
1
,
Toshine Maeda
1
,
Daijiro Miki
1
,
Tetsuo Hida
1
1杏林大学医学部眼科学教室
pp.1224-1225
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903908
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- Abstract 文献概要
緒言 増殖糖尿病網膜症(PDR)に対する硝子体手術の適応は,手術が器具や手技の発達により比較的安全に施行できるようになり,より良好な視力予後をめざして手術時期を早める方向にある。一方,比較的視力良好な症例に手術しても20%が光覚なし(NLP)に至ったとの報告もある1)。手術によって予後が悪化する因子を見直すことは,今後の手術時期を決定する上で大切である。そこでこれまでの手技と適応での手術結果を見直し,PDRの硝子体手術後に再手術を要した症例の予後を悪化させた因子を検討した。
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