特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている
検査の進め方と読み
超音波検査の実際
鈴木 隆次郎
1
1独協医科大学眼科
pp.1569-1572
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900379
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眼科超音波検査診断装置の特徴
眼科の超音波診断では内科と異なり深部の検査は要さないが,精密な分解能を得る必要がある。眼科の超音波検査装置では,検査法に工夫がなされている反面,画像の表示法は各科とも差はない。眼科で使用する周波数は眼内には 10〜15〜20MHzで分解能がよく.眼窩には5〜10MHzと吸収減衰が少ないのが適当である。
超音波診断には,パルス波を利用したA,Bモードと,連続波を用いるドップラー法がある。A,Bモードは,臨床に頻繁で使用する。
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