特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている
検査の進め方と読み
弱視検査の実際
大関 尚志
1
1大関眼科
pp.1556-1557
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900375
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弱視は視覚発達の障害が起こりうる危険期間(critical period)に視機能障害がもたらされる症候群で小児に特有なものである。具体的に言うと弱視は矯正によって視力が不充分にしか矯正できない状態でその原因の多くは斜視,不同視,微小(角)斜視,その他の視性刺激遮断などである。表1に片眼弱視と両眼弱視に分類した。
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