増刊号 眼科基本検査パーフェクトガイド—理論と実技のすべてがわかる
Ⅱ 検査の診断・治療への活用法
斜視・弱視の診断・治療に関する検査
尾内 宏美
1
1東海大学医学部医学科専門診療学系眼科学
pp.320-326
発行日 2017年10月30日
Published Date 2017/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212487
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斜視・弱視診療で行われる検査には,斜視に関しては,まず診断目的の検査,次に治療を行う際の機能評価,定量評価目的の検査がある。また弱視の検査には,視力低下の原因が器質疾患によるものか弱視によるものかの鑑別診断,弱視の分類,程度の判定(治療できる弱視なのか,できない弱視なのかの予後の推定)を目的とする検査がある。本稿では斜視・弱視の診断・治療に関する各種検査を診察の流れに沿って解説する。
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