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増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅷ.網膜
Wet AMD
Wet AMD
山本 有貴
1
,
五味 文
1
1兵庫医科大学眼科学教室
pp.240-245
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215360
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ここが変わった!
以前の常識
・脈絡膜新生血管(CNV)は,網膜色素上皮(RPE)下に存在する場合をtype 1 CNV,RPE上に存在する場合をtype 2 CNVに分類する.
・蛍光眼底造影検査で分類される場合もあり,早期に境界鮮明な過蛍光所見として描出され,その後,旺盛な蛍光漏出をきたすものをclassic CNV,造影早期には不鮮明で徐々に境界不明瞭な過蛍光所見をきたすものをoccult CNVと分類する.
・type 1はoccult CNV,type 2はclassic CNVとほぼ同義である.
現在の常識
・2020年頃より国際的に,“黄斑新生血管(MNV)”と呼ぶことが多くなった.
・MNVの詳細な分類については,occult CNVとtype 1 CNVをtype 1 MNV,classic CNVとtype 2 CNVをtype 2 MNV,混在する場合はmixed type 1 and type 2 MNVと呼ぶようになっている.
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