増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅵ.緑内障
ロングチューブシャント手術の適応
三浦 悠作
1
1高知大学医学部眼科学講座
pp.172-175
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215347
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以前の常識
・ロングチューブシャント手術は,複数回のトラベクレクトミーが無効であった症例が適応であり,緑内障手術の最終手段としての立ち位置にある.
現在の常識
・初回のトラベクレクトミーが無効であった場合の次の一手としてロングチューブシャント手術が適応となりうる.
・トラベクレクトミー術後の処置(laser suture lysisやneedling,眼球マッサージなど)や定期的な通院などが困難であり,適切な濾過胞の管理が難しいと考えられる症例にも適応となる.
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