増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅵ.緑内障
小児緑内障の分類
石川 慎一郎
1
1佐賀大学医学部附属病院医療情報部・眼科
pp.148-152
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215342
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ここが変わった!
以前の常識
・小児の緑内障は隅角形成異常に起因する発達緑内障と分類し,その他の原因による小児の緑内障は明確に分類しない.
現在の常識
・小児期に発症した病態に起因する緑内障を「小児緑内障」とし,「発達緑内障」という用語は用いない.
・実際の臨床現場で使用しやすいことを念頭に,6つの分類に緑内障疑いを加えた7つの小児緑内障の分類に変更がなされた.
・小児緑内障は要因により原発と続発にまずは分類され,さらに細分化して分類する.
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