増刊号 最新臨床研究から探る眼科臨床のギモンQ&A
1 緑内障
高眼圧症患者が原発開放隅角緑内障を発症することを予防するために眼圧下降治療は有効ですか? また,どのような症例に治療を行うべきですか?
大久保 真司
1
1おおくぼ眼科クリニック
キーワード:
垂直C/D比
,
パターン標準偏差
,
PSD
,
中心角膜厚
,
視神経乳頭出血
Keyword:
垂直C/D比
,
パターン標準偏差
,
PSD
,
中心角膜厚
,
視神経乳頭出血
pp.28-31
発行日 2022年10月30日
Published Date 2022/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214552
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
高眼圧症患者に対する眼圧下降治療は,原発開放隅角緑内障の発症を予防するために有効です.高齢,垂直C/D比が大きい,高眼圧,PSDが大きい,中心角膜厚が薄い,視神経乳頭出血の出現などの危険因子を有する症例では治療開始が推奨されています.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.