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ことば・ことば・ことば 腫瘍
pp.1708
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212991
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- 文献概要
「医学部の先生は偉い」ということを,学生のときに実感しました。病理学の授業でしたが,炎症には四つの特徴があるそうです。熱発,発赤,疼痛,腫脹がそれで,これをラテン語にすると,calor,rubor,dolor,tumorとなります。ラテン語では,それぞれの語尾が韻を踏んでいるのがオチです。
凄いものだと感心しましたが,その先生が自分で発見したのではなく,先生の先生から教わった気がします。これが代々伝えられ,講義で使われたのではと思われるのです。
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