増刊号 7年前の常識は現在の非常識!—眼科診療の最新標準
6.神経・外眼部・腫瘍などの疾患
2)外眼部疾患
眼瞼下垂手術
小久保 健一
1,2
1藤沢湘南台病院形成外科
2横浜市立大学医学部形成外科
pp.348-351
発行日 2018年10月30日
Published Date 2018/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212937
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ここが変わった!
以前の常識
●日本では,後天性の眼瞼下垂に対して挙筋腱膜をターゲットとした前転法が主流であった。
●創傷治癒の観点からメス,スプリング剪刀,キルナー,バイポーラなどを用いた組織を損傷しない手術が好まれていた。
現在の常識
●挙筋腱膜前転法は現在も主流であることには違いないが,日本独自の術式である経皮ミュラー筋タックが広まってきている。
●ボリュームサージャンを中心に炭酸ガスレーザーや高周波メスなどのデバイスが普及してきた。
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