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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(6)1988年9月 東京
学術展示
前房隅角部角度の画像計測
Quantitative measurement of anterior chamber angle by image analysis
坂本 保夫
1
,
高橋 信夫
1
,
佐々木 一之
1
Yasuo Sakamoto
1
,
Nobuo Takahasi
1
,
Kazuyuki Sasaki
1
1金沢医科大学眼科
pp.1104-1105
発行日 1989年7月15日
Published Date 1989/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210878
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- Abstract 文献概要
緒言 日常臨床において前房隅角の広さの測定は,通常ゴールドマン型三面鏡下の観察ないしは,簡便にはVan Herick法などによって行われるが,これを数値として表現する試みは少ない。特殊撮影法により撮影された前眼部スリット像を画像処理することにより,前房隅角部の角度を具体的な数値として求める方法を,開発したので以下に報告する。
画像および装置 前房隅角部の角度計測を行うための画像は,著者らが現在開発中の多目的前眼部生体計測装置1)によった。本装置によるスリット像撮影にはScheimpflugの原理が応用されている。スリット長は13mmであり,角膜輪部までの撮影が十分可能である。記録にはCCDカメラを使用しており,撮影と同時にmicro-computerのCRT display上にスリット断面像がデジタル画像(図1)として表示される。得られた画像は直ちにmicro-computerで処理される。
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