連載 眼科臨床レントゲン診断学・13
各論(10):神経眼科(その1)頭部単純撮影
丸尾 敏夫
1
,
桐渕 利次
1
1帝京大学医学部眼科学教室
pp.82-83
発行日 1979年1月15日
Published Date 1979/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207798
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眼症状を主訴とする頭蓋内疾患は少なくなく,頭部のレントゲン診断は神経眼科の重要な診断法のひとつである。まず,頭部単純撮影が基本であり,この後,血管撮影,空気撮影あるいはCTが行われることになる。
頭部単純撮影によつてみられる頭蓋骨の変化としては,(1)頭蓋内圧亢進による変化,(2)頭蓋骨の骨密度の変化,(3)トルコ鞍の変化,および(4)頭蓋内の石灰沈着があげられる。
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