Japanese
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連載 眼科図譜・241
Actinomyces israeliiによる涙小管炎の1例
A Case of Canaliculitis Causcd by Actinomyces Israelii
長嶋 孝次
1
,
川浪 正
2
,
上田 恵一
3
,
鷲津 良道
4
Koji Nagashima
1
,
Tadashi Kawanami
2
,
Keiichi Uyeda
3
,
Ryodo Washizu
4
1京都市長嶋眼科医院
2京都府立医科大学眼科学教室
3京都府立医科大学皮膚科学教室
4京都府立医科大学臨床検査部
1Nagashima Eye Clinic
2Department of Ophthalmology, Kyoto Prefectural University of Medicine
3Department of Dermatology, Kyoto Prefectural University of Medicine
4Department of Clinical Laboratory, Kyoto Prerectural University of Medicine
pp.1424-1425
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410207536
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- Abstract 文献概要
〔解説〕
真菌性涙小管炎の報告は少なく,わが国では小口忠太1)の1例から田中幸子ら2)の3例までを合算しても20例に満たない。しかし,抗生物質や副腎皮質ホルモン剤の影響で真菌症が増加しているといわれる最近では,頑固な片側性結膜炎の原因究明に涙道の検査3)を手抜かりなくおこなえば,本症はときおり遭遇するものである。ここに供覧するのは典型的な症状を呈した1例である。
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