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特集 手術
海外に於ける網膜剥離の手術
Operation for retinal detachment in foreign countries
神鳥 文雄
1
Fumih Kamitori
1
1鳥取大学医学部眼科教室
1Dept. of Ophth., Tottori University, School of Medicine
pp.1557-1567
発行日 1958年11月15日
Published Date 1958/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206497
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ゴナン(Gonin)が1919年のフランス眼科学会に網膜剥離の病理及病因論なる論文を提出して網膜剥離は網膜の裂孔によつて起るのであるから,之を閉塞すれば治癒するとの基本原理を発表したが,始めは何れも疑いの目で見ていた処1929年のアムステルダムに於ける国際眼科学会にて再発表して以来俄然注目の的となり漸く氏の業績の偉大さを認めるに至つた。
Goninの手術方法は第1図に示す様に裂孔部の附近の結膜やテノン氏嚢を剥離して,鞏膜上より裂孔部を正確に熱焼灼したのである。
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