印象記 第19回臨床眼科学会
第2会場
福田 雅俊
1
1東京大学
pp.257-260
発行日 1966年2月15日
Published Date 1966/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410203366
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
うすら寒いが,時折朝日のもれる仙台の目貫き通りを車にゆられて,宮城県民会館へ到着したのは9時10分前すでに相当数の会員が三々五々正面玄関前や,1,2階のロビーに認められた。第1会場はマンモスホールの言葉がぴつたりのようなデラックスムードの1階大ホールであるのに対し,第2会場は同会館の6階にある第2会議室と呼ばれる中ホールで,ぎつしりつめれば300席以上入るかと思われる広さに200程度の座席がゆつたりと置かれ,如何にも第2会場にふさわしい親密感の持てる雰囲気であつた。
しかし,出来るだけ多くの出題者に満足してもらえるようにとの会長桐沢長徳東北大教授の御好意から,演題数は第2会場でも5時間に31題を消化せねばならぬ由,演者,並びに討論,追加発言者の協力を求める旨の座長の発言があつてから,正9時一般講演が開始された。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.