談話室
ドイツのコンタクトレンズ用器具について
山地 良一
1
1大阪医科大学眼科教室
pp.243-245
発行日 1962年2月15日
Published Date 1962/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202445
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実用的なコンタクトレンズ(以下C.L.と略す)を始めて作つたのは,Zeissである。今から30年程前のことで,当時はPlasticも今日のように発達しておらず,硝子で作つたのである。その後を追うようにして,やはりドイツのMullerが硝子製のC.L.を作つている。
何れも鞏角膜型のレンズで,装着の困難,装用時の苦痛などのために,普及をみないままに,第2次大戦に入つた。
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