学会見聞記
第59回日本眼科学会総集会見聞記
池田 一三
1
I. Ikeda
1
1大阪市大
1Osaka City University
pp.1095-1099
発行日 1955年8月15日
Published Date 1955/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202318
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本年の第59回日眼総集会は第14回日本医学会の第27回分科会として,京大浅山亮二教授司会の下に,4月2日から4日間京都市成安学院講堂で開催された。
今次総集会の運営方法の最大の特徴は,各分科会の講演は午前中に限り,午後は日本医学会の総会特別講演聴講に当てるということで,従つて会期が例年より1日延びて4日間となった。参加会員3万と注せられた医学会を1つの花にたとえれば,わが眼科学会はその花びらの1つに当る。折かららんまんと咲き乱れたさくらの花と妍を競つた講演の数々を,細大もらさず聞きもらさじとがんばつたつもりであるが,筆者の不敏のため内容の理解不充分,聞き違い,聞きもらしなどが多多あることを恐れつつ,以下その概要を述べて責をふさぐ次第である。
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