Ⅱ臨床實驗
高張糖液頸動脈注射時の眼壓及び腸運動に就いての實驗的研究
荻野 周三
1
1阪大眼科
pp.287-289
発行日 1949年7月15日
Published Date 1949/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200403
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緒言
高張糖液血行内移入に依り限壓の低下する事はHertel以來多數の學者の認める所である。然しその機轉に關しては滲透壓説,血管運動神經説,滲透壓及び粘調度の變化に依る房水産出増減説,毛細血管障碍説等種々ありて一定せず。私は高張糖液頸動脈注射時の眼壓並びに腸運動の變化をいささか觀察したので此處に報告する。
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