臨牀實驗
角膜疾患に對する洗肝明目散の効果
鈴木 宣民
1
1千葉醫大眼科
pp.153-155
発行日 1949年4月15日
Published Date 1949/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200349
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緒言
余は先に洗肝散に關して發表し(本誌第6號掲載豫定)又この加方とも云ふべき洗肝明目散に關しては既に第90回千葉眼科集談會でも簡單に述べたが,其後更に本方の内容或は其の適應に就き種々檢討を重ね,其の症例も40例となつたので茲に其の成績を一括して述べたいと思ふ。本方は明の萬病回春に初めて出ておる處方で吾が國でも馬島流其他の秘傳本に角膜に翳膜を生する疾患に用ふべしと書いてある。余が用いた處方は次の如きものである(大人1日標準量を示す)。南天實3.0瓦,木賊〃,茯苓2.0,黄苓〃,黄連〃,連翹〃,當歸〃川芎〃,山梔子〃,桔梗〃,石膏〃,柴胡1.5,大黄〃,甘草〃,
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