Ⅱ臨牀實驗
結膜結核特に其の細隙燈所見及び治療に就て
呉 基福
1
1日本醫大眼科
pp.98-101
発行日 1948年7月20日
Published Date 1948/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200241
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第一章 緒言
結膜結核は比較的稀なる疾患であるがSa—ttler氏(1874)の精細なる研究發表があつた後引續いて多數の報告があり,臨床所見及び診斷に就ては論じ盡された觀がある。しかし其の治療に關しては適確なる方針がなく,治療效果に就ては尚議論の餘地が多々殘されてゐるのである。
私は最近結膜結核の一例を經驗し特に細隙燈所見及び治療に就て新知見を得たので茲に其結果を報告する。
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