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〔Ⅶ〕外文抄録
中島 章
1
1東大
pp.39-42
発行日 1948年2月1日
Published Date 1948/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200226
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American Journal of Ophthalmology.Vol 29.No.8.(1946.)……(1)
1.第2次世界大戰に於けるイベリツトによる眼傷害George I.Uhde.
化學兵器工場で或は毒ガス實験中ガス傷に罹つたもの1097名の内1008名はイペリツトによるもので790人,78%は眼損傷を蒙つてゐた。イペリツトによる眼傷の治療豫後を決めるに當つて次の分類が便利である。
1.輕傷a)症状:異物感,輕度流涙,羞明は無し。b)瞼,普通は腫脹せず。c)眼脂,輕度の流涙のみ。d)結膜は瞼裂に相當して充血を見る。e)角膜透明。フルオレスセインに染らず。f)5〜6日で治癒。g)特別の治療は必要なし。h)勤務繼續。
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