〔Ⅷ〕醫局だより 
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    (1)東京帝大眼科醫局,他
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                        
                                            
                                                H.H.生
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.35-36
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1947年4月20日
                  Published Date 1947/4/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200174
                
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- 文献概要
ついこの間まで燒野原だつた上野廣小路はすつかり簡易商店が軒を竝べ燒け殘つた本郷通りには昔ながらの學生の人通りが繁しくなつたが切通しから本郷3丁目邊りまで大學病院の附屬見たいだつた本屋醫療器械店眼鏡舖はまだ仲々復興の機運に惠まれさうにもない。
幸ひ大部分戰災を免れた大學の構内は燒跡を通つて來るとまるで嘘の樣だが大學病院の木造建築の一部が取壞されて廣場になつて居る中を誰が通るともなく踏み均らした路が2,3本,それを通つて見るとあの慌しかつた空襲當時が想ひ囘へされて却つてくすぐつたくもなる。
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