特集 図で早わかり 実戦!眼科薬理
Ⅱ.眼科臨床薬理各論
1.外眼部・前眼部疾患
細菌性結膜炎
堀田 芙美香
1
,
江口 洋
1
1徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部眼科学分野
pp.46-51
発行日 2013年10月30日
Published Date 2013/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410104976
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
POINT
◎患者背景から起炎菌を推定する。
◎可能な限り結膜擦過物や眼脂の塗抹・検鏡と細菌の分離・培養検査を行う。
◎塗抹・検鏡ができない場合は,初期治療としてセフェム系点眼薬を使用する。
◎塗抹・検鏡ができる場合は,染色像を参考に起炎菌を絞り込み,抗菌薬を選択する。
◎初期治療が有効でない場合,薬剤感受性試験の結果を参考に抗菌薬を変更する。
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.