特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
5 ぶどう膜炎・強膜炎・感染症
■ぶどう膜炎・強膜炎
強膜炎の診断と治療
堀 純子
1
1日本医科大学眼科学教室
pp.354-357
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103969
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ここが変わった!
以前の常識
●結膜下注射は禁忌である。
●非ステロイド系抗炎症薬は鎮痛目的で内服する。
●ステロイド薬の点眼が第一選択で,無効ならステロイド薬の内服が定番である。
現在の常識
●症例に応じて結膜下注射も有用である。
●非ステロイド系抗炎症薬は痛みがなくても消炎目的で内服する。
●ステロイド薬が無効でも,免疫抑制薬の点眼/内服,生物学的製剤の輸液療法など選択肢が多い。
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