今月の臨床 子宮体癌—理解のためのQ&A 33
放射線療法の適応
24.手術か放射線か
大川 智彦
1
,
喜多(大川) みどり
1
Tomohiko Okawa
1
,
Midori Kita (Okawa)
1
1東京女子医科大学放射線科
pp.320-321
発行日 1991年3月10日
Published Date 1991/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904917
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子宮体癌は近年徐々に増加し,子宮癌全体に対する割合は従来は5〜10%といわれていたが現在は20%前後であり,30%に達する施設もある1)。治療成績向上のためには早期発見・早期診断の進歩とその普及が最も大切であり,子宮体癌においては内膜細胞診をはじめとする検査技術の開発と治療技術の進歩により早期例の治療が可能となってきた。
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