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連載 産婦人科キーワード・17
インターロイキン−1
interleukin-1(IL-1)
平野 浩紀
1
,
鎌田 正晴
1
,
青野 敏博
1
1徳島大学
pp.1312-1313
発行日 1998年10月10日
Published Date 1998/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903436
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語源
インターロイキン−1(interleukin−1)という名称は,白血球(leukocyte)間(inter)の相互作用を司る物質という意味である.ちなみにleukとは白を意味するギリシア語で,血液中で白く見える細胞(cyte)がleukocyteであり,赤く(erythr)見える細胞が赤血球(erythrocyte)である.当時知られていたマクロファージ由来の抗原非特異的なT細胞の活性化因子を,リンパ球由来の因子(インターロイキン−2:IL−2)と区別するために「−1」という名称が与えられた.
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