連載 カラーグラフ
実践的な腹腔鏡下手術・20
関連各科との連携と協調:Ⅱ—造腟術,急性腹症,合併症例などから
伊熊 健一郎
1
,
子安 保喜
1
,
堀内 功
1
,
西尾 元宏
1
1宝塚市立病院産婦人科
pp.1011-1013
発行日 1998年8月10日
Published Date 1998/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903357
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前回に引き続き,(1)S状結腸を利用した造腟例,(2)虫垂炎が疑われた卵巣嚢腫の茎捻転例,(3)充実性の卵巣腫瘍が疑われた後腹膜下腫瘍例,(4)尿管狭窄をきたした子宮内膜症例などの提示のなかで,各科との連携と協調について触れたい.
また,図1に示すような腹壁吊り上げ法,私どもで考案した卵巣嚢腫に対する体外法,手や指などの触覚の導入,小切開などの手法を取り入れた“Assisted Endo-Surgery”の概念も紹介する.
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