今月の臨床 新生児診療—産科医のためのポイント
新生児適応障害への対応
7.頭血腫と帽状腱膜下出血
犬飼 和久
1
1聖隷浜松病院小児科
pp.1168-1169
発行日 1996年9月10日
Published Date 1996/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902660
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産道通過時の圧迫により児の頭部が変形し,頭蓋骨の重積や産瘤が認められるが,これらは生後1〜2日で軽快する.一方,頭血腫や帽状腱膜下出血は出生直後はあまり明らかではないが,時間の経過とともに明瞭となる.ここでは,頭血腫と帽状腱膜下出血について簡単に述べたい.
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