今月の臨床 習慣流産をとめる
治療のストラテジー
青木 耕治
1
1名古屋市立大学医学部産科婦人科
pp.668-672
発行日 1996年5月10日
Published Date 1996/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902538
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習慣流産の原因と考えられる検査異常はその種類により流産発症危険率がまちまちであり,また多種類の異常が混在している例も多い.さらに偶然的な異常による流産も混在しているので,治療のストラテジーの基本としては,できるだけこれらの正確な情報を理解して患者さんに十分説明し,患者さんに理論的な安心感を与えることであると思われる.よって以下に習慣流産の基本的な情報を概述する.
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