今月の臨床 初期治療60分—産科救急
出血
8.子宮内反症
金倉 洋一
1
1藤田保健衛生大学坂文種報徳会病院
pp.1371-1373
発行日 1995年10月10日
Published Date 1995/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902295
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迅速診断のポイント
1 発症時期
ほとんど分娩第3期,胎盤の剥離直前あるいは直後に起こる.剥離していない胎盤を強引に牽引,娩出することが原因となることがある.まれに有茎粘膜下筋腫分娩の際に偶発することがある.
2 初期症状
産婦は不穏を示し,下腹部の疼痛と多量の出血がある.
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