今月の臨床 分娩発来—しくみと調節
分娩誘発
8.器械的頸管拡大は有効か
巽 英樹
1
1国立相模原病院産婦人科
pp.176-178
発行日 1995年2月10日
Published Date 1995/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902033
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分娩誘発における器械的方法は子宮下部,子宮腟部に対する直接的開大促進作用と子宮下部,腟部への刺激が局所的PGsの産生を促すことから用いられている.その方法は古くから数多く紹介されているが,分娩誘発率が高く,操作が簡単で副作用が少ないことが要求されるため,ここでは要約を満たし,現在も一般的に用いられている方法に絞って解説し,その有効性を言及する.
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