今月の臨床 ハイリスク妊娠—22週までの管理
内科的合併症
9.AlDS
小林 隆夫
1
1浜松医科大学産婦人科
pp.852-853
発行日 1994年7月10日
Published Date 1994/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901803
- 有料閲覧
- 文献概要
最近のHIV感染の特徴は,異性間性交渉による女性の感染者増加である,それゆえ,生殖可能年齢女性の感染増加に伴う妊婦のHIV感染の増加が大きな社会問題となっている.HIV感染妊婦の問題点は,①AIDSの顕性化,②母子感染(約30%),③医療従事者への水平感染,などであるため,感染の現状を把握し,適切な管理をすることが重要である.本稿では妊婦の管理について述べてみる.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.