今月の臨床 骨盤位マニュアル
分娩時の対応
14．骨盤位牽出術は必要か
中林 正雄
1
1東京女子医科大学母子総合医療センター
pp.644-645
発行日 1994年5月10日
Published Date 1994/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901742
- 有料閲覧
- 文献概要
骨盤位牽出術について
骨盤位牽出術とは，胎児の下半身を把握し，児体を下方に牽引して急速に胎児を娩出させる手術であり，適応は母児の両者またはそのいずれか一方に危険がありまたは危険が予想される場合に行われるものである．
骨盤位牽出術には骨盤位用手介助術（一部骨盤位牽出術，partial breech extraction）と骨盤位用手牽出術（全骨盤位牽出術，total breechextraction）の2種類がある．
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.
