今月の臨床 不妊症はどこまで治せるか
ARTの基礎
5.受精のメカニズムはどこまでわかったか
宮崎 俊一
1
1東京女子医科大学第2生理学
pp.145-147
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901601
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
受精のメカニズムに関する研究は1世紀以上に及ぶにもかかわらず,精子が如何に卵を賦活するかという命題はいまだ解明されていない.しかし近年の分子生物学的手法やCa2+測定法などの進歩により,新しい知見が得られつつある.ここでは哺乳動物を中心に,最近の進歩を概説する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.