今月の臨床 漢方薬—西洋医薬との使い分け
妊・産・褥婦
15.乳汁分泌不全
佐藤 芳昭
1
Yoshiaki Satoh
1
1相模原協同病院産婦人科
pp.1448-1450
発行日 1992年12月10日
Published Date 1992/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901110
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授乳時に母乳で育てたいとの希望は自然であり,産褥婦からの要望も多い。WHOにおいて母乳栄養が乳児の調和のとれた発達のために最適であり,有効な栄養手段であることを確認しており,また母体からの抗体移行による抗感染性以外にも母児接触による心因的な好影響を与えることは確実であり,この面からもできうるかぎり母乳栄養の確立に手助けを行うべきである。
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