今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療
総論
子宮悪性腫瘍に対する免疫チェックポイント阻害薬の適応の変遷
山本 香澄
1
,
西川 忠曉
1
,
米盛 勧
1
1国立がん研究センター中央病院腫瘍内科
pp.860-866
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211051
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●MSI-HighまたはTMB-Highを有する婦人科がんに対してペムブロリズマブが有効である.
●2021年12月に,プラチナ製剤を含むがん化学療法後に増悪した進行・再発子宮体がんに対して,マイクロサテライトの安定性に関係なく,ペムブロリズマブとレンバチニブの併用療法が保険適用となった.
●2022年9月に,進行・再発子宮頸がんの一次治療として,殺細胞性抗がん薬±血管新生阻害薬とペムブロリズマブの併用・維持療法が保険適用となった.
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