今月の臨床 早産予防・治療の現在地―最新の標準を探る
早産予防の戦略
細菌性腟症に対する治療介入の是非
堀江 健司
1
,
大口 昭英
1
1自治医科大学産婦人科学講座
pp.778-782
発行日 2023年8月10日
Published Date 2023/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211034
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●妊娠中の細菌性腟症は早産のリスク因子である.
●全妊婦を対象としたスクリーニング,無症状妊婦への抗菌薬治療は推奨されていないが,早産ハイリスク妊婦においては早産予防効果を示す報告もある.
●早産予防につながる治療対象妊婦の選定方法,スクリーニング時期などの検討が必要である.
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