増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界
男性不妊―検査
重症男性不妊に対する染色体・遺伝子検査の適応と意義
小宮 顕
1,2
1千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学
2亀田IVFクリニック幕張
pp.258-262
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210684
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶精子濃度が500万〜1000万/mL未満の症例では遺伝学的検査を実施すべきである.
▶無精子症において,精巣内精子採取術(TESE)の適応を決定する際にY染色体微小欠失の検索が推奨される.
▶遺伝カウンセリングを行える体制の構築が必要である.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.