今月の臨床 専攻医必携! 術中・術後トラブル対処法―予期せぬ合併症で慌てないために
周術期管理の意義と最近の動向
砂田 真澄
1
,
堀江 昭史
1
,
万代 昌紀
1
1京都大学医学研究科婦人科学産科学教室
pp.614-619
発行日 2021年7月10日
Published Date 2021/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210440
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●周術期管理の主な目的は「周術期における患者安全の確保」と「術後の早期回復」であり,多職種によるチーム医療を実践することでより質の高い周術期管理を実践できる.
●Team STEPPSを実践することで,多職種間でのチームパフォーマンスを高めることができる.
●「システムアプローチ」はインシデントの起源を個人ではなく構造に求める考え方であり,潜在的な欠陥を同定し修正することが可能となる.
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.