増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅴ.産褥期の異常
尿閉・尿失禁
司馬 正浩
1
,
木戸 浩一郎
1
,
綾部 琢哉
1
1帝京大学医学部産婦人科
pp.348-350
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210051
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処方のポイント
◆鑑別疾患に注意する.尿閉・尿失禁ともに薬物療法は補助的な位置づけである.
◆産褥期の排尿障害は女性下部尿路症状(FLUTS)の端緒となりうるため,遷延する場合は専門医との連携を検討する.
◆添付文書上は授乳婦には使用できない薬剤も多いので,処方に際しては注意を要する.
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