増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
婦人科編
Ⅲ.更年期・老年期
骨粗鬆症
佐々木 浩
1
1大阪医科大学産婦人科学教室
pp.119-121
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209983
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処方のポイント
◆閉経後の骨粗鬆症で更年期症状を呈する場合は,ホルモン補充療法を考慮する.
◆閉経周辺期で更年期症状を呈さない場合は,選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるラロキシフェンやバゼドキシフェンを考慮する.
◆高齢者で大腿骨近位部骨折リスクの高い患者に対しては,ビスホスホネート製剤が第一選択薬である.
◆重症の骨粗鬆症の場合は,デノスマブ,テリパラチド,ロモソズマブを考慮する.
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