増刊号 産婦人科救急・当直対応マニュアル
Ⅱ.婦人科編
救急/時間外での対応法
卵管妊娠破裂/頸管妊娠出血
伊東 宏絵
1
1東京医科大学産科婦人科
pp.75-79
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209654
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当直医へのコール
◉患者は,激しい腹痛あるいはショックバイタルであることが多く,本人と意思疎通が不可能なことも想定される.
◉必要な情報として,意識レベル(JCS),最終月経と妊娠の可能性,貧血の有無などについて確認する.
◉本疾患では,迅速に処置を行う必要があるので,自施設での対応が可能かどうか判断し,可能であればただちに人員および手術室の確保に努める.
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