今月の臨床 「産婦人科診療ガイドライン─産科編 2017」の新規項目と改正点
CQ606(改訂)
妊娠中にHBs抗原陽性が判明した場合は?
飯塚 美徳
1
1千葉市立海浜病院産科
pp.757-760
発行日 2017年8月10日
Published Date 2017/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209136
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●HBs抗原陽性が判明した場合,母体の健康維持目的に肝臓専門医への受診を勧める.
●HBs抗原陽性の妊婦には母子感染予防を確実に行うために,B型肝炎母子感染防止対策の内容を理解させ,新生児は小児科と連携しながら管理する.
●妊婦以外の同居家族にHBVキャリアがいる場合には,出生直後からの新生児へのHBワクチン接種を勧める.
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