増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
生殖・婦人科疾患
症例:婦人科疾患➊
竹下 俊行
1
1日本医科大学産婦人科学教室
pp.223-228
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209043
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症例
患者 35歳,3経妊0経産.
既往歴 特記すべきことなし.
家族歴 特記すべきことなし.夫39歳,健康.
結婚 33歳.
妊娠歴 33歳 : 妊娠7週で胎児心拍確認前に完全流産.34歳 : 妊娠9週で稽留流産(胎児心拍確認後).35歳 : 妊娠7週で胎児心拍確認前に完全流産.
現病歴 3回の流産を繰り返したため,不育症原因精査目的で前医受診.ループス・アンチコアグラント : 1.0(基準値 : 1.3未満),抗カルジオリピン抗体IgG : 8未満,抗カルジオリピン抗体IgM : 5未満.超音波検査で子宮の形態異常を疑い子宮卵管造影(HSG)施行(図1).
Q1 この子宮奇形の診断は何か?
Q2 不育症の原因は何か?
Q3 治療法は何が適切か?
解答,解説は次のぺージに☞
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