増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
生殖・婦人科疾患
症例:不妊診療➏
千石 一雄
1
1旭川医科大学医学部産婦人科学講座
pp.217-221
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209041
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症例
患者 38歳,未経妊.
既往歴 特記すべきことなし.
家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 不妊症で体外受精の採卵目的に,前周期高温期よりGnRHアゴニスト投与(long protocol).月経3日目よりrFSH投与,発育卵胞径18mmに達した時点でhCG 10,000IU投与.15個採卵,受精卵10個を全卵凍結保存.採卵後5日目に腹部膨満感を訴え来院したため,経腟超音波検査を施行した(図1).
Q1 この超音波検査より疑われる疾患は何か?
Q2 本症例はどのような管理が求められるか?
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