特集 手術療法の進歩
手術療法および術前術後管理の新しい動向
婦人科
江崎 洋二郎
1
,
小澤 満
1
Yojiro Ezaki
1
,
Mitsuru Ozawa
1
1国立大阪病院産婦人科
pp.799-802
発行日 1988年9月10日
Published Date 1988/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207852
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近年細胞診,コルポスコピーなどの進歩普及により子宮頸部異形成や初期癌の段階で発見される患者が多くなったが,老健法の実施によってこの傾向はますます顕著になりつつある。と同時に従来にくらべて,いわゆる癌の専門家でない産婦人科医がこのような患者の第一発見者となることが多くなったこともここ数年の新しい動向といえよう。
一方,老齢化社会を迎えて癌の治療後の生存期間も長くなり,治療後のquality of lifeが重視される方向に進みつつある。`
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