境界領域の再評価とその展開 特集
婦人と代謝
婦人の代謝異常
内分泌障害と代謝異常
飯塚 貞男
1
,
正岡 直樹
1
,
坂元 秀樹
1
,
髙木 繁夫
1
Sadao Iizuka
1
1日本大学医学部産科婦人科学教室
pp.395-399
発行日 1987年6月10日
Published Date 1987/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409207604
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周知の如く,ヒトのホルモンにはペプチド,ステロイド,あるいはアミノ酸,アミン,インドールなど種々認められる。特にステロイドであるエストロゲンは女性ホルモンとして,またペプチド中のプロラクチンは月経異常や不妊,あるいは乳汁分泌に関連し,男性に比べてはるかに女性に関係が深いホルモンとされている。そこで今回はこの2つのホルモンの分泌障害がどのように代謝に影響をおよぼすか,最近の知見をまじえて述べる。
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