臨床医のプライマリ・ケア 母と子のプライマリ・ケア--母子相関をめぐって
対談
プライマリ・ケアの実践とその問題点・4
学会の利用法と異常分娩の新しい予測法
佐藤 直樹
1
,
竹内 正七
2
Naoki Sato
1
,
Shoshichi Takeuchi
2
1峯クリニック
2新潟大学医学部産婦人科学教室
pp.824-833
発行日 1982年11月10日
Published Date 1982/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206718
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竹内 きょうは「プライマリ・ケアの実践と問題点」ということで佐藤先生をお迎えしていろいろお話合いをしたいと思います。
佐藤先生は昭和36年に東京大学を卒業されまして4年間,NIHの関連病院で実地修練をされ,それからまた基礎的な研究もされて帰国されたのち,帝京大学の助教授として長年お勤めになって,3年前に開業されて今日にいたっているわけなんですけれども,そういう立場からみてプライマリ・ケアの問題,産婦人科医とプライマリ・ケアの問題ということについてどういうふうに考えていったらいいのか。むずかしい問題で,いままでも何回か座談会をやってきているんですけれども,先生のような立場からみて,プライマリ・ケアをどういうふうに捉えておられるのかというところからお伺いしたいと思います。
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