疾患の病態と治療 妊婦管理
妊娠が母体に及ぼす影響
内分泌
青野 敏博
1
Toshihiro Aono
1
1大阪大学医学部産科婦人科学教室
pp.192-195
発行日 1976年3月10日
Published Date 1976/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409205380
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妊娠中には胎盤組織から大量のHCG,HPL(HCS),estrogen,progesteroneなどが分泌されるが,これらのホルモンは直接あるいは間接的に母体の内分泌機能に大きな影響を及ぼしている。これに対し母体は胎児の発育のためと自己のホルモン環境のホメオスターシスを保つために巧妙な内分泌学的な適応を行なつているので,その概略を記すことにする。
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