連載講座
産婦人科領域におけるホルモン療法(2)—無月経
橋口 精範
1
Akinori Hashiguchi
1
1東京医科歯科大学医学部産婦人科
pp.169-170
発行日 1971年2月10日
Published Date 1971/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204360
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まえがき
日常診療上,無月経の症例に遭遇することは少なくない。
この中には,以前順調であつたものが,少しおくれたというものから,分娩後,半年以上の無月経であるという例,さらには初潮以来不順であつて,ホルモンを投与しないと出血がないというもの,また20才以上になつても全然月経がないというものなどさまざまである。
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